子どもの頃からフィギュアスケートを観るのが大好きな私ですが、試合会場やショーを観に行ったことはありませんでした。
大好きだったヤグディン選手が、引退後たまに日本に来るといった時なんかは少し「行ってみたいな」と思ったことはありました。しかし地方住みな上に学生時代はお金がなく、前職は忙しく。「チケットを取ってコンサートに行く」的なことも実は全然経験がなく…。ところが、鬼束ちひろさんのコンサートに数年前に初めて勇気を出して行きまして。その時に高校時代からずっとずっと好きだったアーティストの歌声に心が震える経験をしました。それで、今回氷艶の情報がツイッターに流れているのを見つけて、「鈴木明子さんとかランビエール選手にも会えるのか!」とついに私、生で憧れのフィギュアスケーター達を見るべく、飛行機とチケットを取った訳です。
氷艶について詳しくはこちらをご覧ください。hyoen.jp
とはいえ、アイスショーに行くのは初めてですので、事前に色々調べてみました。「サンダルは危ないかも」「夏場でも寒いから体温調節できる服装を」「オペラグラスがあると良い」などなど…。ところが、実際行ってみると皆さんサンダルの人も多くて…。また少なくとも横浜アリーナの空調は適温で半袖でも大丈夫でした。今回奮発してアリーナ席にしたら、前から3列目で見れたのでオペラグラスも(セリアで買った安物ですが…)不要なくらいはっきり見えました。スタンド席ならオペラグラス必要だと思います。失敗したのは、アリーナ内の自販機の飲料が高かったので事前にコンビニで買えばよかったことと、写真撮影できないのに何故かカメラを持参したこと。よく考えたら撮れるはずもないのに無駄な荷物を増やしてましたね。
以下、個人の感想になります。
・まず冒頭からのプロジェクション演出がただただ美しい。雪まつりで見たことありますが、氷と相性が良い芸術だなあと改めて感服。
・心に訴えかけるようなテーマ曲は、B’zの松本孝弘さん。悲哀も感じさせるきれいなメロディは主演の高橋大輔さんのイメージに合いますね。
・珍しく悪役陰陽師の信成くん。「ワル」なんだけど、どことなく道化師のようなユーモラスなスケーティングが魅力的。
・主役登場。うーん、華があります。衣装も美しい~。
・総じて、源氏物語のストーリーや時代考証(帝の呼称など)は脇において見た方が良いです。それはそれこれはこれ。この物語の世界観に浸りましょう。
終わったあと1時間くらい放心してから、やっと一人でご飯を食べに出かけました。泊まったホテルの近くにあったワインダイニング吉濱さん。ふらりと何のリサーチもせず入りました。
なぜなら、こちらのお店、高橋大輔さんゆかりのお店だったみたいで…。2010年のサインがあるので、それをお目当てに訪問するファンが多いみたいです。
私も他の人のまねをして記念に撮らせていただきました。
夢のようなショーを見せてくれた氷艶チームのみなさんに感謝です。
今後は12月に写真集が二冊発売予定で、合わせて横浜で衣裳展もするそうですよ~。