そもそもパーソナルカラー診断とは?

少し検索すれば、専門家だけではなく一般の方もパーソナルカラー診断についてたくさん発信されています。
あえて私が記事を書く必要はあるのかな…と弱気になりながらも、今後書いていきたいジュエリー関係の記事にやっぱり必要になりそうなので、ここで改めてパーソナルカラーについて基本的なことをまとめておきます。

パーソナルカラー「診断」というより「分析」

「診断」という言葉。広辞苑で引くと、「 病気の種類や病状などを判断すること」「 物事の実情を調べて、その適正や欠陥の有無などを判断すること」という意味が出てきます。その人の肌や髪、目の色合いと調和し、好印象を与えてくれるパーソナルカラーをドレープ(色布)をあてて顔写りの変化を見極めつつ見つけていくプロセスは、診断というより分析(アナリシス)に意味合いが近いです。それでも「パーソナルカラー診断」という言葉がここまで巷間に認知されている以上、私もこの言葉を分かりやすいよう使うことがありますが、実は少し違和感を持っています。
以前、別の記事
esther51.hatenadiary.jp
でも書きましたが、似合う色を知ることも大切ですが、似合う色以外との付き合い方を知りたい方もいるはずです。「診断」して終わり。ではなく、似合う色・苦手な色をどんな時・どのように使えば良いのかを教えてもらって(=カラーコンサルティング)こそ、パーソナルカラーは活きてくるものです。

誤解されがちなイエベとブルべ

最近もツイッターで「自分が色白だから自己診断でブルべだと思い込んでいる人にマウントを取られる」みたいな話を見かけましたが、これだけ情報発信が豊富な時代でもまだそんな神話を信じていらっしゃる方がいるのかあ…と複雑な気持ちになりました。4シーズン・パーソナルカラーのベースにある2アンダートーン、すなわちイエローアンダートーン(イエローベース/イエベ)とブルーアンダートーン(ブルーベース/ブルべ)は色黒に似合う色・色白に似合う色という意味ではけっしてありません。また、外見的特徴は予測を立てる上で参考にしても、結局一番重要なのはドレープ(色布)による顔映りの変化です。黄み寄り肌でもイエベの色が黄ぐすみしてダメで、ブルべの色だと肌の透明感がアップして似合う!という人はいますし、金髪でもウィンターの人はいます。その人固有の色と似ている色が調和する場合もあれば、その人が持っていない色を足す方がその人に良い影響を与えることもあるからです。AIの測色診断にあまり納得できなかった人は、もしかしたらこの辺りに原因があるかもしれません。

4シーズン・パーソナルカラー

パーソナルカラーでもっとも有名な分類方法がアメリカで生まれた4シーズンです。色相(赤とか青といった色み)・彩度・明度・清濁といった属性で色を4つのグループに分け、それぞれのグループを四季のイメージで名付けています。いわゆるイエベ春・イエベ秋・ブルべ夏・ブルべ冬と通称されているように、スプリングとオータムがイエローベース、サマーとウィンターがブルーベースの色相になります。1st・2ndというように複数のグループが似合う人もいますし、1つのシーズンがドンピシャ!という人もいます。しかし、4シーズンでは分析しきれない部分もあり、その結果もっと細分化された分類法が国内外で誕生することになりました。

16タイプ カラーメソッド®

4シーズンを細分化した分類法の一つが16タイプ カラーメソッド®にもとづく16タイプパーソナルカラーです。4シーズンを明度・彩度・清濁感によるトーンの観点から、さらにそれぞれ4つに分けて16タイプとしているところに特徴があります。私は16タイプ・パーソナルカラーで勉強したため、このブログでも言及が多くなると思います。

長くなりましたので、今日はこの辺で。16タイプについては次にまた詳しくまとめたいと思います。
もしこの記事を読んで、もっと詳しくパーソナルカラーのことを知りたい!という人には、色彩技能パーソナルカラー検定の公式テキストになりますが、下の2冊がおすすめです。イラストや図解も豊富で体系的によくまとまっています。ただし、4シーズン・パーソナルカラーまでの内容となっています。


はじめてのパーソナルカラー改訂新版 トミヤママチコのパーソナルカラー教則本1 [ トミヤママチコ ]


役に立つパーソナルカラー改訂新版 トミヤママチコのパーソナルカラー教則本2 [ トミヤママチコ ]