はてなブログの今週のお題「わたしの好きな色」みたいで。ちょっとびっくりしました。
色を冠したブログなので、さっそくエントリーしてみたいと思います。
とはいえ、好きな色たくさんあるんですよ...。緑が好きなので初めて作ってもらった着物は萌葱色と白の古典柄の振袖でした。
キャサリン妃が婚約会見で着ていたようなロイヤルブルーも好きだし、マスタードイエローもテラコッタも好き。
と、つらつら考えていたんですが、大人になってから好きになった赤を今回はご紹介いたしましょう。
(先日頂いた佐藤錦です)
一口に赤といっても、黄みのある朱色から青みのあるローズレッドやカーマイン、ワインレッドまでかなり幅がありますね。
パーソナルカラーでいくと、「赤は暖色だからイエベのスプリングやオータムが似合う色なんだ」と誤解している人がいるかもしれません。暖色だからイエベ、寒色だからブルベ、は実は間違いです。暖色か寒色は色み(色相)でしかありません。パーソナルカラーの4タイプの代表色をよく見れば、それぞれのグループに寒色も暖色もあることが分かるはずです。
ですからもちろん、スプリング、オータム、サマー、ウィンターそれぞれに得意な赤があります。
各タイプを代表する赤を紹介してみましょう。
【スプリング】
画像の出典:WEB色見本 原色大辞典 - HTMLカラーコード
【オータム】
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【サマー】
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【ウィンター】
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もちろん他にも各タイプに得意な赤はありますが、象徴的なもの、特徴がつかみやすいものを選んでみました。スプリングやオータムは黄みの赤、サマーやウィンターは青みの赤が一般的に得意とされています。
では、こんな赤はどうでしょう。
画像の出典:配色の見本帳 | キーカラーで選ぶ配色パターン - htmlカラーコード
パンチの効いた綺麗な赤です。実は、このような赤を得意とする人にとっては黄みか青みかはあまり問題ではありません。ポイントは「色の鮮やかさ」です。
こんな鮮やかな赤を着ると顔よりも服の方が目立ってしまうのでは…と特に控えめな装いを好む人は恐れをなしてしまうかもしれませんね。
しかし、この色の強さに負けずに華やかに着こなせる人は確かにいます!
16カラータイプでいうと、ビビッドスプリング、ビビッドウィンターと呼ばれるグループの人たちはこのような鮮やかな色をお召しになると、自分の魅力を効果的に引き出すことができます。
パーソナルカラー診断では、ついつい「ブルべかイエベか」に関心が向かいがちですが、普段のファッションの参考にするにあたっては、ご自身を活かす得意な色の特徴として「ソフトな色か鮮やかな色か」「明るい色か暗い色か」「澄んだ色か渋みのある色か」なども確認してみると良いと思います。その方によっては黄みや青みよりもむしろ「明るい色」であることがより重要、というケースもありますので。